ベースフード対決!ベースパスタとベースブレッドの栄養成分の違いとは?!
かれこれ半年間、ベースブレッドを続けてきて、簡単に健康的な食事が摂れることに喜びを感じています。
しかし、本当のことをいうと、ベースパスタには手を出せておりません。
ベースパスタを取り入れない理由にはさまざま理由があります。
まず、お手軽に食べられないこと。パスタなので、湯がく時間がいります。さらにはソースをかける手間がいります。これらの理由から私はパンのほうが手軽だな、と感じました。
また、申し訳ありませんがやっぱり見た目が美味しくなさそう!と言った食わず嫌いでした。
ですから、正直ベースブレッドにはとても詳しくなったのですが、パスタにはあまり詳しくない自分がいました。
そして、気づいてしまったのです。
同じベースフードでもパンとパスタで違いがあることに!!!
目次
ベースパスタはベースブレッドよりカロリー控えめ!
そうなんです。とても衝撃的な真実なのですが、ベースパスタはベースブレッドに比べてカロリーが控えめです。
ベースブレッドは二袋で1食分なので1食分食べるとすると500キロカロリーは越えてきます。
しかし、ベースパスタはどうでしょう。
実はベースパスタのカロリーは1食分で384キロカロリーです。
ただし、これはソースをかけないパスタのカロリーです。
では、パスタソースのカロリーはどうでしょう。
ベースパスタのソースの種類と栄養成分
ベースフードの公式サイトから販売されているパスタソースは二種類あります。
●コクと旨みのボロネーゼソース(1人前120g)
このパスタソースの栄養成分は、エネルギー160kcal、たんぱく質5.8g、脂質10.7g、炭水化物10.9gです。食塩相当量2.2gです。意外と塩分高め。
●ピリ辛 台湾まぜそばソース(1人前30g)
このパスタソースの栄養成分は、エネルギー 95kcal、たんぱく質 1.4g、脂質 6.1g、炭水化物7.7g(このうち糖質は7.7gで食物繊維は0g)です。食塩相当量 は3.4gとこちらも塩分高め。
ソースをパスタにかけると、ボロネーゼ味は約540キロカロリーほどにあがりますが、まぜそばソースは約470キロカロリーとカロリー控えめになります。
カロリーを気にされる人は、台湾まぜそばソースのパスタを食べると良さそうですね!
ベースパスタのソースの落とし穴
さて、ベースパスタは「まずい」と言われることも多く、パスタソース無しでは完食が難しいこともあります。
そんなベースパスタのソースも、ちょっと落とし穴があります。
食塩相当量が高くなる
ベースブレッドは1食分で食塩相当量が1.4g程度ですが、ベースパスタのソースはソースだけで2.2~3.4gです。
ベースブレッドに比べて食塩相当量が約2倍になります。これは予想なのですが、生パスタ自体の味がシンプルなため、ソースの味付けを濃くすることで食べやすくしているのでないかと考えられます。
これを3食全て置き換えると、6.6~10.2gの食塩相当量を摂ることになります。
日本人の1日の食塩相当量摂取目安は、厚生労働省の推奨では男性(15歳以上)は7.5g/日未満、女性(12歳以上)では6.5g/日未満とされ、高血圧学会は6.0g/日未満を推奨しています。
さらに、2013年には世界保健機関のWHOから食塩相当量の摂取について5.0g/日未満が推奨されています。
日本はもともと塩分の高い調味料などもあり5g/日未満は実質的に不可能であると考えられるため、厚生労働省の推奨量が策定されました。
これらの値をみるとベースパスタのソースは食塩相当量のみをみると〈完全にアウト〉です。
ちなみに、食塩相当量が載っていないものをみるときは〈ナトリウム〉の値からだいたいの食塩相当量が計算できますので、参考にしてください。
食塩相当量(g)=ナトリウム(g)×2.54
ナトリウムを摂りすぎると、血圧が高くなります。
高血圧など診断を受けている人がベースパスタを食べるときはパスタソースの工夫が必要そうです。ベースフードのサイトで販売されているものではなく、食塩相当量が低い他のパスタソースを試してみるなども1つでしょう。
ちなみに、血圧を下げたい人は少なくとも食塩相当量を6.0g/日未満にしないと達成できない(参考:厚生労働省 日本人の食事摂取基準 2020年版 報告書)とされています。
普段から食塩量を気にされている人はベースパスタのソースには注意してくださいね。
ベースブレッドとベースパスタの栄養成分の違いまとめ
●ベースパスタはベースブレッドに比べてカロリーが控えめ
●ベースパスタソースはコクと旨みのボロネーゼソースと、ピリ辛 台湾まぜそばソースの二種類ある
●台湾まぜそばソースはボロネーゼソースに比べてカロリーが控えめ
●どちらのパスタソースも食塩相当量が多いので血圧が気になる人は3食置き換えることはやめたほうがよい
いかがでしょうか。
健康的なベースフードにも、落とし穴があるのが分かりましたね。自分の体調と相談してベースフードを取り入れてみてください!