NOSH(ナッシュ)とベースブレッドはどちらが健康的か?!比較してみた!
たびたび紹介しています、ベースブレッド(※)は全粒粉パンなのにたんぱく質が摂れて、かつ糖質30%オフ、さらには1食分で1日の3分の1の栄養素がバランスよくとれる完全栄養食です。
500wの電子レンジで20~40秒加熱するだけで美味しく食べられるベースブレッドはお手軽すぎて毎月頼むほど愛用しています。
今回は同じように手軽に健康的な食生活を続けられるようにと開発された〈NOSH=ナッシュ〉と呼ばれる宅配食について頼んでみましたので紹介いたします!
目次
NOSH(ナッシュ)とは?とても便利な宅配食!その特徴とは?
NOSHは〈低糖質でヘルシーな食事宅配〉をキャッチコピーに、健康的で美味しい食事を楽しんでもらうために開発されました。とても便利な宅配食です。
ナッシュの特徴はなんといっても全ての惣菜が糖質30g以下・塩分2.7g以下で高たんぱく質の食事であることです。
しかも、そのメニューを管理栄養士と一流の料理人が手づくり調理した上で瞬間冷凍していますので美味しさそのまま食卓で味わえます。
忙しい現代人のために開発されたものなのでもちろん手軽に食べられるように工夫されています。
そのため調理もカンタンです。届いた容器のまま、電子レンジでチン!するだけ!
そして、食べ終わったら容器を捨てるだけ。洗い物はお箸くらいですね。しかも環境を考慮した紙容器だそうなので捨てるときの分別も不要。
さらにはヘルシーなメニューを続けてもらうためにメニューも豊富に60品あり、スイーツやパンまでも揃っています。
そして毎週新メニューの入れ換えがあり、2品が入れ替わります。これは何度も頼みたくなる仕掛けですね!
NOSH(ナッシュ)を実際に食べてみた!評価はいかに?!
画像はなすとチキンの彩りグラタンです。申し込んだ翌週にはメニュー入れ替えのために無くなっていました…
美味しくないのかと不安になりましたが、溶けたチーズがチキンに絡み合って思っていたよりも美味しく、また付け合わせのオクラのバジル風味も新たなオクラの美味しさに気づく体験となりました。
味がけっこう濃いめに感じましたが、食塩相当量1.9gなので3食食べても許容範囲でしょう。
ただ、1食550円と比較的高めの割には冷凍食品感は否めない感じです。
解凍したあとも見た目があまり変わりません お魚はホクホクです
画像は鰆(サワラ)の香味焼きです。実は購入前に鮭のごま風味焼きが美味しいらしいとの情報を得たのであえて別の魚もチャレンジしてみました。
すると、お魚は身がホクホクで冷凍食品にしてはかなり美味しい部類でした。
付け合わせのカボチャですが、冷凍食品ならではの繊維質が残っている感じがあったのと、少し水っぽさもあったのでカボチャを使ったメニューは微妙かもしれません。
解凍前 解凍後 エビはわりと食感があった
画像はエビマヨです。わりと大きめのエビが4尾入っています。以前、セブンイレブンの冷凍食品のエビチリを食べたことがありますが、あれと大差ない感じです。
よっぽどエビを食べたいとき以外、次は頼まない気がします。
あと、付け合わせにカブのおひたしが入っていましたが、水っぽさが味付けより強く残念な感じでした。
エビマヨは冷凍食品の域を出ない感じです。
解凍前 解凍後
次はきのことチーズのトマトハンバーグです。
チーズが加熱によりとろりと溶けて美味しいです。きのこはシメジ、マイタケ、しいたけの三種類入っていました。
良くないところは、目安の解凍時間通りに温めても解凍にムラができ、結局1分半も追加で温めてしまいました。
そして、加熱することによりキノコから水分が出て、ソースがかなりシャバシャバになります。
ハンバーグ自体はパサパサしていないので美味しいため、改良を楽しみにしておきましょう。
ベースブレッドとNOSH(ナッシュ)の栄養成分の比較
糖質はナスとチキンのグラタンでNOSHが17.1gですが、ベースブレッドは1袋で27.1gです。
あまり糖質を取りたくない人にとっては10gの差は大きく感じられますね。
食塩相当量はナスとチキンのグラタンでNOSHが1.9gに対してベースブレッドは1袋0.7gとベースブレッドはかなり低めに設定されています。
その他の栄養素ですが、NOSH(ナッシュ)は惣菜によってさまざまです。ナスとチキンのグラタンはカロリーが402キロカロリー、タンパク質が17.7g、脂質が27.1g、糖質が17.1g、食物繊維4.1gです。
鰆の香味焼きはカロリーが234キロカロリー、たんぱく質が18.9g、脂質10.8g、糖質11.5g、食物繊維3.2gです。
ベースブレッドは一袋(1/2食)のカロリーが約250キロカロリー、たんぱく質は13.5g、脂質10.2g、糖質24.7g、食物繊維3.6gとなっています。
NOSHはどの惣菜を選ぶかで、カロリーと脂質が大きく変動しますが、ベースブレッドはどの味を食べてもほぼ同じです。ですから、脂質やカロリーにも気を使いたい人がNOSHを注文するときは、成分表示をよく見てメニューを選択してください。
ただ、糖質に関してはNOSHの方が断然少ないので、糖質制限をしている人はナッシュを選ぶ方が良さそうです。
そしてもう一つ、NOSHは、惣菜であるがゆえに添加物も多いです。例えばベーコンを使用したメニューであれば、ベーコンに使われている添加物も成分表示に記載しなければなりません。材料に使われている添加物ですが、やはり気になる人もいると思います。
その点、ベースブレッドは、プレーンとチョコレート味は添加物無しです。シナモン味やメープル味、カレー味は少し添加物が入っていますが気にならない程度です。
添加物が気になる人はベースブレッドの方がおススメです。
ベースブレッドとNOSHを組み合わせたらカロリーはどうか。太る?
主食も主菜もしっかり食べたい!そんなアナタ(ワタシ?)には、ベースブレッドとNOSHの組み合わせはどうですか?!
実際に組み合わせて食べてみましたが、ベースブレッドはだいたい1袋260kcal(1食520kcal)、NOSHは200~400kcalなので1食分としては約700~900kcalです。
以前、ベースブレッドが太るもとかもしれないと記事にしたときの<運動量から計算された必要カロリー量>をもとに考えると、ベースブレッド2袋(1食分)食べると完全にアウト=食べ過ぎですね。
ただ、ベースブレッドを1袋のみにするとカロリーはギリギリセーフです。カロリーは良くてもせっかくの糖質制限食が台無しになるかもしれませんね…。
栄養成分はかなり完璧になると思いますが、これを毎食続けるとカロリーや糖質を摂りすぎてしまう可能性があるのであまりおススメしません。
NOSH(ナッシュ)とベースブレッドはどちらが健康的かのまとめ
●パンだけじゃなくて〈ちゃんとしたお弁当〉が食べたい人はNOSH(ナッシュ)がよい
●添加物にも気を付けたい人はベースブレッドがオススメ
●弁当でもパンでもとにかく栄養バランスが大事だ!と思う方はベースブレッドがオススメ
●とにかく糖質を抑えたい!という人はNOSH(ナッシュ)のほうがよい
いかがでしたか?!
同じ健康をうたっていても、何を目的にするのかで、選ぶ健康食も変わってきますね。みなさんもいろいろ試してみてくださいね!!
(※)この記事におけるベースフードやベースブレッドに関する栄養素についての内容は、栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・n-6系脂肪酸・炭水化物・ナトリウム・熱量を除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。ということです。