煙の出にくい手持ち花火とは?!都会でのオススメはコレ!子どもと花火を楽しもう!
夏の風物詩といえば、花火を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
例年なら大きな花火大会に出向いて夏を堪能したりするのですが、2020年は異例の夏で花火大会もなかったですもんね。
もちろん我が家も花火大会に行くこともなく、家族旅行も控えたため、せめてもの夏休みの思い出作りに自宅近くで手持ち花火をして楽しもうと思いました。
そこで、ホームセンターで購入したのは「煙の出にくい花火」と銘打った手持ち花火でした。
花火の煙って、本当にどうしてこっちにやってくるの!というくらいモクモクですよね。
焼き肉じゃないけど煙の匂いも服についてしまいますし…
確かに花火をするのに煙は無くてもいいかも、と購入してみました。
パッケージにも大々的に「煙が少ない」とか「庭でもできる」と書いてありました。
果たしてその煙の出にくさはいかに?!
煙が出にくいのはなぜ?子どもに持たせても大丈夫?
日本はそもそも土地が狭く、特に都市部では手持ち花火の煙はけっこう気になりますよね。
都市部でなくても煙が出て苦情がくるのが心配だったりします。
また、煙が出るだけでなく、先述したように、気になるのは煙の匂い…これは服や髪の毛についたら洗わないとなかなかとれないんですよね。
そんなときに、この煙の出にくい花火は大変重宝します。
さて、煙が出にくいとは、どういうカラクリなのか。
実は、煙の出にくいカラクリには「紙が巻かれていない」花火であるという特徴があります。
紙が巻かれていない花火は、たまーにケーキなどにささっているパチパチしているあの花火です。
画像でいうと、1枚目の花火は紙に巻かれていて、2枚目の花火は紙に巻かれていないものだったのです。
紙が巻かれているものは、燃えるものが多いぶん、煙が出るのです。
なるほど。なんとも単純なカラクリですね。これなら安心して子どもにも持たせられます。
花火の名称について
煙が出やすい、紙が巻かれている花火を「すすき花火」といいます。
煙が出にくい、紙が巻かれておらず火薬が露出している花火を「スパーク花火」と呼ぶのだそうです。
上の画像の2枚目がスパーク花火です。
スパーク花火は煙が出にくいことがメリットですが、火薬が露出しているぶん、割れたり湿気たりするデメリットがあります。
また、すすき花火やスパーク花火でも煙が出にくいタイプのものは種類があまりないらしく、今回の手持ち花火はそれのうちの一つなのではないかと思っています。
ただ、この煙が出にくい花火セットは値段のわりに入っている本数が少なかったので、「煙を出にくくする」ことに力を入れるためにコストがかかってしまったのではないかと考えられます。
大都会のど真ん中で花火をするしかない家庭には重宝しますが、そのような環境でなければ、たくさん花火が入った従来品のほうが長時間楽しめるかな、といった感想でした!
スマホで写真を撮るときは最適な花火だと思いますのでインパクトのある画像を撮りたいときなどはいいですね。
煙が出にくいとはどれくらいなのか? を知るためにもいろんな花火を体験してみてくださいね!
煙に巻かれて子どもがぐずるのも減るかもしれませんよ!