竹馬の効果はすごかった！

みなさん竹馬って乗ったことありますか？？我が家の子どもが通う保育所は、昔から年長さんに<竹馬>を覚えてもらうことにしています。

懐かしいなぁ、私も子どもの頃、竹馬持ってたなーと懐かしみながら、子どもが竹馬を練習していた話を聞いていました。

だけどもう時代は令和。竹馬なんて、そんな昔の遊び覚えてどうするの？なんて思った方は竹馬のメリットを知ったら今からでも子どもに竹馬を覚えさせたいと思うはずです！

とんでもない竹馬のメリットをご紹介します。

竹馬とは？竹馬を練習するメリットは？

竹馬は、昔のものでは竹を馬に見立ててひきずって遊ぶ遊具だったのですが、いつからか、現代のような二本の竹に足場をつけて乗り歩く遊具のことをさすようになったのです。

その歴史は古く、1845年頃には現代のような竹馬が文献に載せられています。

竹馬のメリット

竹馬に乗ることのメリットは何があるのでしょうか。

①腹筋や背筋が鍛えられる

竹馬に乗ることで腹筋や背筋が鍛えられることで体幹が強くなります。

体幹が強くなると、姿勢がよくなるなど良い効果もあります。

②足裏の感覚受容器に刺激が入り立位バランスが鍛えられる

竹馬に乗ることで足裏にある感覚受容器に刺激がたくさん入ります。そこに刺激が入ると立っているときに姿勢を真っ直ぐに保つ訓練になります。

③平衡感覚の発達が促される

竹馬は簡単そうに見えても実はバランスが大切で、平衡感覚が必要です。

この平衡感覚は小脳によって調整されています。

初めはなかなかうまく乗れませんが、小脳がコツを覚えてしまえば、あとは簡単に乗れるようになります。

この小脳の発達は7歳くらいで完成するとされているためそれまでに竹馬に取り組むと効果的にバランス感覚を鍛えることができますね！

実際に私は今でも竹馬に乗れますが、子どもの頃に竹馬に乗ったことのない夫は竹馬には乗れません。

子どもの頃ほどコツをつかむのが難しくなっているのがよく分かりますね。

ただ、久しぶりに乗ってみると、竹馬に膝がガンガンぶつかって見事なアオタンができてしまいました。恥ずかしいです…

竹馬に乗るためのコツ

竹馬に乗るためのコツは、いろいろあります。

前に歩き出すためには前に重心を乗せることが大切です。

ただ、竹馬のような小さい足場だけを頼りに重心を前にして乗るのは最初はかなり難しいです。

また、うまく前に重心を乗せるためにはつま先に体重を乗せて歩くのがコツです。

重心を前にする練習としては、壁に竹馬を立て掛けて乗るのが効果的です。また、それができたら壁を前にして立ち、壁に向かって竹馬を動かすようにしてみましょう。前に壁があれば、前に倒れてしまう不安から解消されて重心を前にしやすくなります。

また、補助つきの竹馬もあるので、初めての子どもには付けてあげてもよいでしょう。補助はあると便利ですが、自転車のコマのように〈それが無いと乗れない〉ようになりやすいので、コツをつかんだら補助無しに慣れる練習も必要ですね。

少し歩けるようになれば、足元を見ている視点を少し先に向けるようにしてみましょう。

自転車に乗るときと同じで、先を見て体を動かすことができれば安定して竹馬に乗れるようになりますよ。

竹馬ってどこで買えるの？

昔の玩具だと思われている竹馬は実は身近なところでも販売されています。

我が家の竹馬はイオンの玩具売り場で購入しました。トイザらスなどの玩具売り場でも販売しています。その他、楽天やAmazonなどのECサイトでも購入できますので持ち帰りが大変な場合はネットに頼っても良いでしょう。

竹馬にもいくつか種類があるようですが、今回はコンパクトにしまえる竹馬にしました。

株式会社アガツマが販売している〈スポーツ竹馬 二段式〉を購入しました。

竹馬って大きいがゆえに片付ける場所に困るんじゃないかと悩まれる方もいらっしゃると思いますが、この〈スポーツ竹馬二段式〉はものすごくコンパクトなんです。

大きさが調整できるので、片付けるときは高さ１メートルくらいにコンパクトにできます。

これなら少し子どもが大きくなって竹馬で遊ばなくなっても倉庫にしまっておけますよね。

適正身長が100～150cmとのことですが、160cmの私でも乗れたので乗れれば大人でも使えます。ただ、耐荷重は80kgですから、大人が乗るときは気をつけてくださいね。

竹馬のまとめ

●竹馬をすることで腹筋や背筋が鍛えられ姿勢がよくなる。

●立位バランスがよくなる

●平衡感覚が鍛えられる

●乗るときは前に重心を乗せるようにする

●竹馬は近くの玩具売り場でも購入できる

いかがでしたか？実は子どもだけではなく大人にも同じ効果がある竹馬に、子どもと一緒にぜひともチャレンジしてくださいね！