揖保乃糸に中華麺とパスタがあった!!

日本の夏の平均気温は年々上昇しています。100年あたりでみると長期的に1.14℃の割合で上昇していることになるそうです(気象庁のHPより)。

夏は食欲が落ちる人も多いのではないでしょうか。

なぜ夏に食欲が落ちるのかというと、気温の高い外と、クーラーのきいた部屋の中との温度差で自律神経が乱れ、胃腸の働きが弱まるためだといわれています。

夏バテの体にはコッテリしたものよりもさっぱりしたものを食べたくなりますよね。

さっぱりしたものといえば「素麺」もその一つではないでしょうか。

素麺といえば揖保乃糸

素麺にはたくさん種類がありますね。

関西に住む私からすると、素麺は揖保乃糸か、三輪そうめんが有名です。

素麺の起源は古代中国に遡ります。

めんの作り方によって、手延べめん、機械めんに分かれます。

揖保乃糸は手延べめんです。日本では、二本の棒で伸ばしていく手延べそうめんは、そばやうどんよりも歴史が古いのです。

1000年以上前の奈良時代に日本に伝わって、鎌倉時代に京都から兵庫や岡山、大阪、奈良に伝わっていきました。

我が家は揖保乃糸をいつも買っていますが、揖保乃糸は兵庫県で作られています。

揖保乃糸は播州で作られています。揖保川のおいしい水、小麦、赤穂のおいしい塩とそうめんを作るのに欠かせない素材がそろっているからなのですね。

揖保乃糸はそうめんだけではなかった!

素麺作りに適した環境で作られている揖保の糸ですが、私は今まで揖保乃糸はそうめんしか販売していないものと思っていました。

しかし調べていくと、実はたくさん種類があるのだと知りました。

揖保乃糸はそうめん以外にひやむぎ、うどん、中華麺、パスタなどたくさんの〈麺〉を販売しています!

なかでも驚いたのは、中華麺とパスタです。

パスタを見つけきれませんでしたが、中華麺は一般的なスーパーの麺売り場に置いてありました。

麺の細さはそうめん並みですが、色が黄色で違和感がすごいです。

この黄色はクチナシの着色料なのですね。

そうめんは小麦粉と塩と植物油のみで作られていますが、中華麺はでん粉やかんすい、炭酸カルシウムなども添加されています。

中華麺はもともと小麦粉にかんすいを使って作る麺であるため、原材料にかんすいが含まれています。

揖保乃糸の手延べ製法で作られた中華麺は喉ごしがよく、冷やし中華やざるラーメンに使うのがオススメだそうですよ!

揖保乃糸のパスタは?

揖保乃糸のパスタは龍の夢PASTAという商品名です。

そうめんの手延べ製法で作られたパスタは細麺でツルツルした食感があり、冷製パスタにピッタリです。

素麺作りで培った製法でパスタも中華麺も歯応えのある細麺にすることができるんですね。

夏バテの疲れた体に喉ごしのよい手延べ麺が食べやすそうですね!

まとめ

●揖保乃糸は素麺作りに適した水と小麦粉と塩がある環境で作られた

●手延べ製法で作られたパスタと中華麺は冷製パスタや冷やし中華など冷たい麺類にピッタリで夏でも食べやすい

まだまだ残暑が厳しい今夏、美味しいものを食べて乗り切りましょう!