子どものお留守番は何歳から?我が家は一般家庭より早かった

子どもができると自分の時間も持てないほどバタバタしますよね。

子どもができてから我が家の問題は〈お留守番〉でした。

例えば大雨の中での買い出し。子どもを連れていくとみんながずぶ濡れになる大惨事が予想されますよね。そんな日だけではなく、今のコロナ禍では大人数での買い出しもはばかられます。

そんなとき、子どもがお留守番してくれたらなぁ…ってことありますよね。

今回は我が家の子どもはどうだったのか?報告していきます。

子どものお留守番は何歳から?

まずは世間の家庭が初めてお留守番をさせたのは何歳からだったのか、統計をみていきましょう。

ベネッセが行った調査報告によると、年少〜小学生の子どもを持つ保護者のうち、初めてお留守番をさせた年齢でもっとも多いのは小学校1年生でした。割合は21.9%と5人に1人となっています。

2番目は小学3年生、3番目は小学4年生となっています。

年長だと11.1%と10人に1人程度であるのに、小学校に入学すると一気に増えているのが分かりますね。

日本では、子どもの留守番について法律で決められていませんが、海外では法律で定められていることもあります。

アメリカでは7歳以下の子どもは時間に関わらず1人にさせることは適切ではないとされています。

ニュージーランドでは14歳未満の長時間の留守番は違法ですし、オーストラリアでは12歳未満の子どもを長時間留守番させると違法であるなど、国や地域によってさまざまです。

また、中国では小学生の子どもが1人で登下校したり留守番したり、習い事に行ったりすることはほぼ無いそうです。

さらに、日本においてどれくらいの時間留守番させているのかという調査もベネッセが行っています。

その報告では、1時間以上2時間未満が34.2%で一番多く、次に1時間未満で29.4%、そして2時間以上3時間未満の21.7%とされています。

この報告から読み取れることは留守番を2時間未満にしている家庭が全体の60%以上を占めているということです。

短めにしている家庭が大半です。

我が家は年少から留守番ができた

さて、いろんな国や地域、日本の家庭の事情をみてもらってからだと衝撃を受けるかもしれませんが、実は我が家の長男は年少からお留守番ができていました。

息子はこの頃から動画をみていると没頭するようになり、買い出しも「ママ1人で行ってきて」と自ら言うほど出不精でした。

本人の希望もあり、年少の頃に30分ほど買い出しに出掛けたことがお留守番の始まりです。

もちろんこんな小さい子を置いて出かけるなんて気が気じゃないですから買い出しもゆっくりできませんでした。

大慌てで帰ってきたら出ていく前と同じ状態で動画を見ていて逆に親のほうが驚いたくらいです。

しかし、妹のほうはお留守番は全然ダメでした。

長男を習い事に送るために5分ほど出掛けなければなりませんでしたが、当時4歳の娘が「待ってるから行ってきていいよ」と言うので5分ほど家に残して教室までいきました。

5分後に帰宅したら、娘が玄関の前で大泣きしていて、マンションの隣のお父さんが心配して出てきたほどです。

同じ子どもなのに、お留守番に関しては正反対なのです。

ですから、子どもの性格によってお留守番ができるかどうかは変わるということが言えます。

息子は1人でも全然平気なタイプで放課後児童預かりサービスもあまり行きたがりませんが、娘は寂しがりやで1人よりもみんなでワイワイ賑やかな環境が好きなタイプなのです。

小さい子を留守番させる時のルール

稀ではありますが、今回の事例のように年少程度でもお留守番ができる子どももいるかと思います。

そんなときに決めておきたいのが防犯のルールですよね。

我が家は1人で留守番をさせる時のために、ルールを決めています。

●誰か来ても出ないこと

インターホンが鳴っても出ない。これを徹底させています。

宅配ボックスを利用するときも、インターホンに出てしまうと1人で留守番していることが把握されてしまいます。

ですので、インターホンが鳴っても出ない、を徹底させています。

●親がいないときに災害が起きたらどうするか?を事前に話しておく

防犯だけではなく、災害時の避難についても話しておきます。

火事が起きたらどうするか、地震の場合はどうするか、津波警報が出たときはどうするかです。

我が家は耐震設計のマンションに住んでいるので、地震と津波については避難せず自宅にいるように伝えています。

もし外に出ていて自宅に帰れなくなったときは小学校で待ち合わせるなど、いろんな災害時のパターンを話し合っています。

●火の取り扱い

絶対に触れないように伝えています。

電子レンジは小学校に入るまでは1人で触らせないようにしました。

キッチンは興味を持たないように、普段の料理の時から触らせています。すると、普段親が触らせてくれるのでキッチンのものに好奇心が芽生えることもなく安心です。

●1人で出かけるときは誰とどこに行くか、帰宅時間を書き置きしておくこと

小学生になったら、1人で近くの公園に行くことを許可しました。

しかし、誰と、どこに(ちなみに近くの公園以外は禁止)、何時に帰宅するか、を書き置きしてもらうように伝えています。

我が家は実はスマホやキッズケータイなど連絡手段が無いため、何かあれば公衆電話かパソコンのteamsで連絡を取り合うように決めています。

ですので、子どもには父親の電話番号を覚えてもらいました。

初めはいろいろ不安があり、決め事やルールを覚えることなど課題は山積みですが、それを乗り越えれば少し肩の荷が降りますよ。

子どもが何歳から留守番ができるのか?のまとめ

●日本の一般的な家庭は小学生になって初めてお留守番をさせた人が一番多い。

●お留守番の時間も短時間にしている家庭が一番多い。

●お留守番をさせるなら、ルールを決めておくこと。

子どもに留守番をさせることには、賛否両論いろいろありますが、子どもの性格を見極めて、少しはお留守番にチャレンジしてみるのも成長に繋がるかもしれませんね!