ダイエットできるかも…ベースブレッドの実体験を報告
私はこのブログでベースブレッドについてかなり書いてきました。
私がベースブレッドを食べることにしたのは、昼ごはんに行っていた職場の食堂に行かなくなったためです。
お弁当を作っていても、結局同じ具材ばかりになるので、健康的ではないと感じたからです。
これを読んでいる人の中にはベースブレッドをダイエットに使おうと考えている方もいらっしゃると思います。
そんな方には申し訳ないのですが、私はダイエット目的でベースブレッドを食べ始めたのではないことを初めに申し上げておきます。
その上で、ベースブレッドを続けて〈本当にダイエットにいいかもしれない〉と感じた理由を述べていきます。
目次
ベースブレッド(ベースフード)とは?
この記事を読んでいる人はもうご存じかと思いますが、ベースブレッド(ベースフード)は1食分で一日の3分の1の栄養素を摂れる完全栄養食(※)です。
ベースフードのすごいところはおかずやお弁当ではなく〈主食〉に目をつけたところです。
主食を完全栄養食にすることで、おかずの栄養素が偏っても栄養の底上げをはかることができます。そして、パンタイプは2袋で1食分の栄養なので、カロリーを控えたいときは半量(1袋)にするなど調整できます。
カロリーについては、以前に書いたのでぜひ読んでください。
ベースブレッドを続けた私の実体験
かれこれ半年以上ベースブレッドを続けています。
私の食べ方は、昼食のお弁当に持参するかたちで取り入れています。
お弁当にはおかずを、主食は今までにオニギリを持っていっていました。
しかし、白米はものすごく栄養バランスがよい食べ物というわけではないんですよね。しかも、炭水化物なので食後の血糖値を急に上げてしまう食べ物なんです。
そのオニギリをベースブレッドに変えることで栄養の底上げをはかろうと考えました。
半年以上続けて、驚きの結果が出ました。
体重をはかってみると、なんと体重が落ちていたのです。
もともと46kgだった体重が44kgまで落ちていました。
初めに断った通り、私はダイエットのためにベースブレッドを取り入れたわけではないのです。ですから、体重が落ちた原因が気になったので健診でいろいろ調べてみましたが、体重が減る原因はどこにもありません。
しかも2020年~2021年はコロナ禍でどこへも出掛けられず運動不足でした。おうち時間が増えてお菓子を食べながらゲーム三昧という、どう考えても太るしかない状況です。
医療職ですが、そんなにバタバタする部署でもないのでハードワークでもない。
半年前から変わったことと言えば、ベースブレッドを昼ごはんに取り入れたことぐらいです。
日常生活を振り返って考えても痩せる原因が考え付きません。
そこで行き着いた答えはオニギリから〈ベースブレッド〉に変えたことで全体の栄養バランスが摂れ、痩せる体質になったのではないかということでした。
ベースブレッドで痩せるのはなぜ?ダイエットにいい理由は?
ベースブレッドで痩せる理由を考えてみました。
ビタミンB1の働き
ビタミンB1は、糖質の代謝を助ける働きがあります。
ビタミンB2の働き
ビタミンB2はたんぱく質や脂質、糖質の代謝を助ける酵素の働きを助ける役割を担います。
ビタミンB6
ビタミンB6はたんぱく質の代謝を助ける働きがあります。たんぱく質の代謝を助けるということは、筋肉を作りやすくしてくれるので、エネルギーを消費しやすい体質になるということです。
低GI食品
低GI食品とは、急な血糖値の上昇を起こしにくい食べ物のことです。
全粒粉パンなので、小麦粉から作られるパンより低糖質です。全粒粉は血糖値の急な上昇を起こしにくいことで有名です。
血糖値が上昇すると、血糖値を下げようとインスリンというホルモンが出ますが、インスリンは血糖値を下げる他に余った糖質を脂肪に変えて蓄える働きも持っています。
低GI食品は血糖値の急な上昇を起こしにくい=インスリンの必要性が低いということですから、太りにくいと考えられます。
ベースブレッドはビタミンB1、2、6も含まれている低GI食品です。これらをふまえると、ベースブレッドを続けることで痩せる可能性は大いにあるということでしょう。このことからも、ダイエットに向いている食材だということです。
まとめ
●ベースブレッド(ベースフード)は1食分で一日の3分の1の栄養素を摂れる完全栄養食である
●ベースブレッドに含まれているビタミンB1、2、6の働きで糖質や脂肪、たんぱく質の代謝を助け、太りにくい体ができあがっていく可能性がある
●ベースブレッドは低GI食品なのでインスリンの必要性が下がり、結果として太りにくくなると考えられる
いかがだったでしょうか。私も続けてみて痩せて驚きました。もしかしたらベースブレッドを続けることで痩せやすい体になったのかもしれません。
以上のことをふまえて、ダイエットをしたい人にベースブレッドをすすめて良いのではないかと感じました。
(※注釈)この記事におけるベースフードやベースブレッドに関する栄養素についての内容は、栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・n-6系脂肪酸・炭水化物・ナトリウム・熱量を除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。ということです。