囚人のジレンマ!得をするのは誰か!?

今回はゲームの話なんですけど、DBD(デッドバイデイライト)っていうゲームで、四周年記念イベントをやっていました。
(18禁のゲームです)

どんなゲームかというと、キラー1人とサバイバー4人に分かれて鬼ごっことかくれんぼをしながらキラーから逃げ切るゲームです。キラーもサバイバーも実際にヒトがプレーしているので、まったく同じマッチはなく、毎回違った楽しみがあります。

ゲームの貢献度によってポイントが与えられるのですが、このポイントを増やすための特別なアイテムが出やすくなっていたんですね。

ゲームされている方はご存知かと思いますが、まぁ、アップデートしたらバグが新たに出てきたりするんですよね。

今回は記念もののアイテム(本作ではオファリングという)に「むごたらしいケーキ」というものがあって本当は「マッチングしたメンバー全員に104%のポイント付与」というものなんですけれど…

バグで一時的に「このケーキをつけた個人にだけポイント140%」となっていたんです。

さてここで「囚人のジレンマ」とは、という話が出てくるんです。

囚人のジレンマとは?社会的ジレンマともいう?!

囚人のジレンマとは、ゲーム理論のことで「お互いが協力するほうが利益が得られることを分かっていても、協力しない人が利益を得られる状況では協力しなくなる」ということ。

一人一人が合理的に選んだことが社会全体で見ると望ましい結果にならない、ということから社会的ジレンマとも呼ばれるそうです。

今回の例でいくと、本当はバグが直るのを待ってマッチングしたみんなで「むごたらしいケーキ」をつけて104%×5人分をもらうほうが最終的には自分1人だけがケーキをつけるより多くの利益が得られるのに、140%のほうがいいじゃん!と思って個人で使いきると、結果的に利益は減ってしまう…ってこと。

この話は同じゲームをオンラインでしているスタッフから聞いたことなんですが。

まぁ、そんなことを言われても、目先の140%はおいしい。

しかもパーティーでやるならともかく、個人でのんびり楽しくされているかたはその日一回マッチングしただけの一見さんの利益なんてあまり気にしないと思います。

確かにこれはジレンマですね。

ゲーム一つでも勉強になります。

ということで、私は4周年記念アイテムは半分を自分のために、残り半分はパーティーのために使っていこうかな!と思いました!

~~以下、追記~~

2020年7月14日に、この4周年記念イベントは終了しています。

結局、どうアイテムを使用したか、というと…

ジレンマを乗り越えて、9割はバグが直るまで使用しませんでした!!

おかげさまでキャラクターをかなり成長させることができました。

そして、むごたらしいケーキをみんなのために!とため込んだ結果、イベントが終わったあとも60個ほど残ってしまったんですね。

なにごともほどほどに、使えるときには使って、貯めるときにはためて、うまくやりくりしていくほうがいいのかもしれない…と改めてジレンマを感じました。

ほどほどにって難しいですね。