アサガオの秘密?!秘密大公開!子どもの夏休みの宿題にも!

小学生の子どもがアサガオを育てています。

本当なら小学校で育てるのですが、コロナ禍によって学校に行けないので種まきの時期が過ぎてしまう可能性があり、自宅でも育てることになりました。

コロナ禍真っただ中の5月に撒いた種はぐんぐん育ち、もうお花が咲いています。

大人も子どももビックリな事実!アサガオのつぼみの捻れる方向!?決まっていたんです!

そんなアサガオを育てていたある日、水やりのときにアサガオを見ると綺麗なつぼみが。

久しぶりに真剣に見てみると、きれいにつぼみが捻れているではありませんか。

このようにつぼみが捻れている植物は多くないそう。調べてみると、このようにつぼみが捻れている植物は多くないそう。

なんで捻れているのか?!を知りたかったのですが、実は調べても出てこなかったです…

しかし、おもしろい事実が判明しました。

アサガオのつぼみは必ず左巻き(人間から見ると左巻き。植物主観で見ると右巻きというらしい)なんですけど、蔦は必ず右巻きなんですって!!

これも遺伝子的に決まっているそうです。

そういえば伸びてきた蔦を手で支柱に巻き付けてもいつも外れてたのは巻き方があったからなんですね~。

きっと、この巻き方に沿って支柱などに巻き付ければ離れず固定されそうです。

画像の蔦も確かにつぼみとは逆巻き。

つぼみはどうやって開くのか?子どもと学ぼう

次に気になったのは、捻れているつぼみって捻れているぶん他の花より開きにくいんじゃない?ってこと。

調べてみると、つぼみが開く方法にも不思議が隠されていました!

●アサガオのつぼみはこうやって開く

花が開くのは花びらの急な成長によるのだそう。

花びらは、内側の成長速度と外側の成長速度に差があり、内側のほうが外側より成長が早いのだとか。

このように花びらの内と外での成長に差があることで、花びらが外側に反りかえりながら育っていく。

その結果としてつぼみが開くのだそう。

アサガオにも体内時計があった!?植物にもホルモンが?!まるで人間!

とある実験によると、アサガオにも生物時計(人間でいう体内時計)があり、咲く時間が決まっているんですって!!

真っ暗闇の部屋で育てても同じタイミングで咲くんだそう

しかし、きちんと明るい・暗いをわけてやると、光のオン-オフで生物時計がリセットされ、暗くしてから10時間目に開花するようになるんです。

ちょっと感動!!植物も生きているんですよね!人間みたい!

さらにはアサガオの開花にはホルモンが関与している!?ということもわかっているそうです。

植物ホルモンのアブシジン酸が開花に作用しているんだそう。

このアブシジン酸を与えてやれば、つぼみを切り取ったあとでも、真っ暗闇でも開花するらしい。

アサガオの生物時計を操っているのはこのアブシジン酸のようですね。

人間にもサーカディアンリズムと呼ばれる体内時計があって、だいたい同じ時間にお腹が空くし、だいたい同じ時間に眠たくなりますよね。

人間のサーカディアンリズムもホルモンが一部作用するので、アサガオも人間も生理学的には似ているということになりますね!

つぼみの秘密から植物の生態まで広がった今回の記事ですが、また気になったらいろいろ調べてみます!!

子どもの夏休みの自由研究にしても面白そうですね!

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