糖質制限ダイエットの危険やデメリットも!ベースブレッドで健康的にダイエット!

〈痩せる〉〈ダイエット〉は、いつの時代も注目のワードですよね。

今回は健康的に痩せる、ということで、糖質制限ダイエットの危険と、どこに注意したらいいのか、ベースブレッドの新しい取り入れかたについて書いていきます!

糖質制限ダイエットが危険で健康的ではないといわれる理由

昔からいろんなダイエットが流行っては消えていきますが、糖質制限ダイエットはどうでしょう?

その名の通り糖質を抑えることにより、比較的短い期間で体重を減らすことができます。

しかし、長く続かないことも研究から分かっています。

脂質を抑えるダイエットと糖質を抑えるダイエットを比べたとき、6ヶ月までの効果は糖質ダイエットのほうが体重を落とす効果は勝っていますが、1年後には体重の落ちは脂質を抑えたダイエットとほぼ同じになります。

このことからも〈いつまでも糖質制限で体重が落ちるわけではない〉ことが分かります。

糖質を制限しすぎることの悪影響とは

糖質を必要以上に抑えることで、体が糖質不足となる=血糖値が低くなります。

脳は体全体の20~30%の血糖を消費しています。

血糖値が低くなることで一番ダメージがあるのは脳なのです。血糖値が下がることで眠気を起こしたり、最悪、意識を失ったりします。脳以外にも影響が出ますので、動悸、冷や汗、ふるえ、空腹感など様々な症状が起こります。

血糖値が下がると体が反応で血糖値を上げようとアドレナリンが出され、その作用で攻撃的になる人もいるなど、体にも対人関係にも良い影響はありません。

私も仕事柄、高血糖や低血糖の患者さんに会う機会がありますが「高血糖よりも低血糖のほうが怖いよね」といつもスタッフと話しています。命に直結しますからね。

以上のことからも、生きていくためにある程度の糖質は必要なのです。

ベースブレッドをおやつにして糖質制限ダイエット中の栄養を補おう!

生きていくためにある程度の糖質は必要だということはなんとなく理解してもらえたと思いますが、糖質の摂りすぎが良くないのもまた事実です。

糖質の摂りすぎによる悪影響は、みなさんご存知のとおり、太ることはもちろん、糖尿病になったり、細胞が老化して肌のキレイを保つことができなくなったり、血管が固くなる動脈硬化などを起こします。

ではどのくらい糖質を摂る必要があるのでしょうか?

2020年版日本人の食事摂取基準によると、18歳~64歳までの女性で活動量が〈1日一時間ほど運動や農作業をする〉の人では、総エネルギーの50~65%は糖質を摂る必要があるとされています。

エネルギーは糖質(炭水化物)、脂質、たんぱく質から計算されますが、そのうち50%以上が糖質である必要があると言うことなのです。

普段から糖質制限をしている人は栄養やエネルギーのバランスが崩れがちになりますよね。生きていくには必要だけれどもあまり摂りすぎたくない糖質。

ベースブレッドは、パンなのに普通のロールパンより糖質が30%も少ない上に1食分で一日の栄養素の3分の1をとることができます(※)。

ですから、糖質を抑えつつ、必要な栄養も補えるのです。

ただ、注意してほしいのはベースブレッドは1食が二袋になります。普段あまり運動をしないで食事だけでダイエットをしている人が二袋食べるとカロリーオーバーになる可能性があります。

また、糖質が30%オフといえども一袋20gほど含まれているので、3食食べれば1日の必要な糖質量になり、糖質制限に向かなくなります。

それらをふまえて今回、私が考えたのは〈おやつにベースブレッドを取り入れてはどうか〉という提案です。

普段の食事は糖質制限食を食べて、小腹が空いたときに〈ベースブレッド〉を一袋だけ食べるという取り入れかたです。

ベースブレッドのシナモン味やメープル味は甘みがあるのでおやつにも適しています。

ベースブレッドのメープル味

また、この2つの味はパンの大きさが10センチ×5センチ程度のものが2つ入っています。ですので、半分ずつ空いた時間に食べるということもできるんです。

糖質制限中に甘いものが欲しくなってどうしようもない人はベースブレッドをおやつにすることで糖質も抑えつつ、栄養を補うことができるでしょう。

また、ベースブレッドはビタミン類も含まれているので、たんぱく質や脂質、糖質を効率よく代謝できる体になりやすいともいえます。

糖質制限ダイエットとベースブレッドのまとめ

●糖質を抑えることにより、比較的短い期間で体重を減らすことができるが、長く続かない

●糖質を必要以上に抑えることで、体が糖質不足となる=血糖値が低くなり体に悪影響が出る

●、糖質を抑えつつ、必要な栄養も補えるベースブレッドは糖質制限ダイエットをしていて栄養バランスが崩れている人にオススメ

いかがでしたか。糖質は多くても少なくてもダメなのです。糖質制限ダイエットをしている人は糖質以外の栄養素にも気をつけて、健康的にダイエットができるといいですね!

(※注釈)この記事におけるベースフードやベースブレッドに関する栄養素についての内容は、栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・n-6系脂肪酸・炭水化物・ナトリウム・熱量を除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。ということです。