名探偵コナン 緋色の弾丸を観てネットリテラシーを考える!(微妙にネタバレあります)
今はスマホやタブレットなどが普及してインターネットが子どもでも身近になりましたね。
息子も小学生になり、一人の時間が増えてインターネットを使うことが増えました。
息子にネットを使うならインターネットのマナーを勉強してからにした方がいいと思い、子どもに本を買ってあげたこともありました。
そして、今回、名探偵コナンの映画、緋色の弾丸を観てネットリテラシーについて考えました。ぜひご一読ください!
目次
ネットリテラシーとは?名探偵コナンのセリフと主題歌から考える
そもそもリテラシーとは、識字能力=読み書きの能力のことです。
ネットリテラシーとは、インターネットでの読み書きの能力、いわゆるインターネットにおける情報の取り扱いや活用能力なんです。
そしてそれが今ではインターネットにおけるマナーやモラルのようなものと捉えることが増えています。
2021年4月16日に映画公開された名探偵コナン~緋色の弾丸では「面識の無い人が誰かを集中的に攻撃できる時代になった」というようなセリフがありました。(少しだけネタバレですみません)
まさしくネットリテラシーの話だな、と。
しかも、この名探偵コナンの緋色の弾丸の主題歌である東京事変が歌う「永遠の不在証明」の歌詞にも以下のようにあります。
加害者にはいつでも誰でもなれる仮令(たとえ)考えず共 御座形(おざなり)な言葉も凶器となる 果敢無き(はかなき)人の尊厳
名探偵コナン 緋色の弾丸 主題歌「永遠の不在証明」 東京事変
これは、無意識に放った特定の誰かに向けたメッセージが、受け取り方や言い方や状況によっては攻撃になりうる、ということを示していると思います。
近年はネットによるいじめが問題視されていることや、何か事件があると誰かを特定して攻撃したり誹謗中傷して人を傷つける事件が相次いでいます。
2020年6月には直接投稿しただけではなく、リツイートでの誹謗中傷についても投稿の責任があるといった判決も下されています。
この名探偵コナンの映画は本当は2020年の春に公開予定だったのが新型コロナウイルスの影響で公開日が一年延びたとはいえ、とても話題性のある題材だと思います。
なぜネットリテラシーが低いといけないのか
ネットリテラシーはマナーやモラルのこととは言われますが、発信者側だけではなく受けとる側にも必要になってきます。
ネットリテラシーは情報の扱い方のことでもあるため、発信された情報が本当に正しいものかといった情報を判断する能力も必要なのです。
ネットリテラシーが低いと、コロナ禍に問題になったように、トイレットペーパーが無くなるのではないかといったニセの情報に騙されたりします。
地震の際に動物園からライオンが逃げたなんていうニセの投稿が話題にもなりましたね。
さらには個人情報の取り扱いを誤って自分の情報を流出させたり、他人の個人情報を流してしまったりといったことにもつながります。
インターネットが誰でも使えるほどに普及してきた近年だからこそ、ネットリテラシーに対する教育は大事なのです。
ネットリテラシーを学ぶために小学生にオススメの本
そんなネットリテラシーを学ぶために小学生の息子に買った本は、ネットのルールという本です。
学校では教えてくれない大切なことシリーズの12冊目です。
ネットでしてはいけないことから、サイトを使うときに注意することSNSを使うときの注意などネットのルールをテーマにマンガで分かりやすく書かれています。
学校で教えてくれたらいいのですが、その授業がいつ受けられるのか分からないし、そもそもネットリテラシーについて教えてくれるのかといった心配もありますよね。
この本は分かりやすく書かれているので小学生の低学年(我が家は小1で購入)でも無理なく読めますのでオススメですよ。
まとめ
●ネットリテラシーとは、インターネットでの読み書きの能力、いわゆるインターネットにおける情報の取り扱いや活用能力のこと
●ネットリテラシーは情報の扱い方のことでもあるため、発信された情報が本当に正しいものかといった情報を判断する能力も必要
●小学生には、学校では教えてくれない大切なことシリーズの「ネットのルール」という本がオススメ
いかがでしたか。
名探偵コナン~緋色の弾丸で触れられたネットリテラシーの話がとても興味深かったので改めて子どもにも教えていきたいですね!
みなさんも一度映画館に足を運んでください!