iroHaの大福餅を食べてみた!値段や味、レビューをご紹介!実店舗はあるの?

日本の和菓子である「大福餅」。

今回紹介する大福餅はただの大福餅ではなく滋賀県産の羽二重もち米を使った新しい大福餅〈iroHa〉です。

パッケージにも〈Japanese sweets from Shiga prefecture.〉と記載されています。

子どもから大人まで楽しんでもらえるように「わくわくする商品を 手軽に。身近に。」という考えで開発されました。

この新ブランドは2020年から販売開始され、第五回高島いいコトいいモノグランプリ最優秀賞を受賞しました。

滋賀県高島市では`高島いいモノいいコトグランプリ´というイベントを行っています。新しい商品やサービスの開発を進め、高島市の地域活性化を図り、広く高島市を知ってもらおうと企画されたイベントです。

iroHaを販売している会社はどんなところ?

聞いて驚かないでください。

このiroHaの大福餅を開発したのはなんとキムチの販売をしている〈天平〉という会社です!

まさか!と思われたかたは→コチラ←をご覧ください!

確かにレシートに天平と書いてあったのですが、販売を委託してる会社名なのかな、と思って調べると、本当にキムチの販売をしている企業でした。

どうやらこの天平という会社が高島市にあり先に述べた`高島いいモノいいコトグランプリ´というイベントも相まって新しい商品を開発するに至ったのではないでしょうか。

キムチの販売 と大福餅は似ても似つかないもの同士なのでそんな企業が開発したとなると、どんな味になるのかワクワクしますね。

iroHaの大福餅の味は?値段や種類、実店舗はどこにある?

iroHaの大福餅はとてもカラフルで種類も豊富です。約25~30種類の味があります。

全国へ、イベント販売として期間限定で販売しています。ですので、実店舗はないです。見掛けたらラッキーだと思って購入しておきましょう!→とうとう、実店舗が2021年6月4日にオープンします!!(追記)

2021年6月4日金曜日オープンの実店舗は兵庫県です。今はここだけなので、どうしてもまた食べたい人はぜひ足を運んでください!
住所:神戸市東灘区住吉宮町6丁目14-12-104
10:00~19:00まで営業していますが、火曜日は定休日となっています。
問い合わせは電話078-855-5988まで。

実店舗でも値段は100円+税と、とても手に取りやすい価格になっています。

また、25種類以上もある味も魅力的なものが多いのも特徴です。

この魅力がウケて、1日最大8800個を販売する日もあるのだとか!

よもぎ味の焼き餅、ずんだ餅、チョコレート大福など王道はもちろん、マスカット大福、もも大福、みかんヨーグルト、クリームソーダやコーラフロート味、コーンポタージュ味までも!!

さらには、実店舗オープン記念にわらび餅も出たそうです。このわらび餅だけは値段が違い、390円~となっています。タレの味が五種類から選べます!

このほか、小豆ホイップ、いちごミルク、スイートポテト味なども職場への差し入れとして買いました

見た目もカラフルですから、色んな種類を買って並べて出すとみんなが驚くこと間違いなしです。

滋賀羽二重もち米は「伸び」「こし」「粘り」に優れており、食べたときのなめらかさが高く評価される最高級もち米の高級ブランドです。

賞味期限は、冷蔵庫で保存し、購入日から2日となっています。

iroHaを食べた感想!餡はどんな感じ?レビュー

この滋賀羽二重もち米を使用した大福餅はとっても柔らかくて癒されます。

色んな種類の味を購入したのでいくつか割ってみました。

画像をみていただいてお分かりの通り、このiroHaの大福餅のなかは〈餡=あん〉です。マスカット味も割ってみましたが、果物は入っていません。果物味の餡が入っている仕様です。

クリームチーズ味は餡の部分が濃厚なクリームチーズでした。これは餡ではなくチーズだと思います。

そして、一番感動したのがクリームソーダ味です。本当に(当たり前ですが)クリームソーダの味がしました。中の緑色の餡にソーダの味がしっかりあって、外側の羽二重餅の柔らかい食感とのハーモニーが美味しさを引き出します。

もしお店を見つけたらクリームソーダ味にチャレンジしてみてください。カラフルな見た目とソーダの味に子どもも喜ぶと思います。

ただ、この大福餅は果物が入っていないので、マスカットやピーチ味に果物が入っているのでは?と思って購入するとちょっと期待はずれかもしれません。

また、特にマスカット味はマスカット味のグミを食べているような香料が強く感じましたので、この味は2回目は買わないかな、と思います。

コーンポタージュ味にもチャレンジしました。

味はお菓子のコーンポタージュ味をクリームにして食べている感じです。外側の餅の部分はレモン味?で少し酸味があり、二層になっているクリームは、外側がクリームチーズで、中がコーンポタージュの味でした。

初めの一口でコーンポタージュ感がブワッと広がりますが、何口か食べていくうちにクリームチーズが勝ってきて、クリームパンを食べているような味覚になりました。なんだか不思議な味でしたが、まぁ、食べられないこともないかな、と思います。でもこれも2回目は無いかな…

チョコレート味は無難に美味しかったのと、みかんヨーグルト味はヨーグルトの味があまりしませんでした。餡もみかんの味が強かったです。

カフェオレ味の餡はものすごくコーヒーの味がしますが、羽二重餅と一緒に食べるとコーヒーの味が薄れてしまいました。羽二重餅のコーヒー感が少し弱い感じです。

コーラフロート味は、クリームソーダ味と同じで、コーラ味のグミを彷彿とさせます。実は私自身コーラ味が苦手なので、選ぶことは今後無いと思いますが、子どもウケはかなりよく、クリームソーダ味よりコーラフロート味のほうが美味しかったとの感想でした。

コーラフロート味の中も二層になっています

羽二重餅とおたべ(生八つ橋)の違いはなに?求肥(ぎゅうひ)と羽二重餅は同じ?

さて、ここからは余談ですが、私は昔、羽二重餅と京都土産の生八つ橋は同じだと思っていましたが、実は違いがあったのです。

まず、これらの食べ物を作る際に使われるお米にはうるち米と、もち米の二種類あります。

うるち米には砕きかたによってさらに「上新粉」「上用粉」「かるかん粉」に分かれます。

八つ橋は上用粉を使って作られています。

もち米から作られる米粉には「白玉粉」「もち粉」「道明寺粉」「みじん粉」があります。

羽二重餅はもち粉から作られます。

もち粉のなかでも粒子が細かい最上級のものを羽二重粉といい、これから羽二重餅が作られます。また、白玉粉を用いることで羽二重餅を作ることもできるといったレシピも存在します。

求肥は、白玉粉やもち粉に砂糖や水飴を加えて練りあげたもののことを指すため、羽二重餅と求肥は同じものであるとされています。

まとめると、生八つ橋はうるち米の上用粉から作られる、羽二重餅=求肥はもち米のもち粉や白玉粉から作られる、といったところでしょうか。

まとめ

●iroHaの大福餅を開発したのはキムチの販売をする〈天平〉という会社

●イベント販売のみで、実店舗はない

●味は25種類以上、価格は100円+税

●果物の味のものでも中は餡のみで果物は入っていない

●生八つ橋、羽二重餅、求肥の違いは、うるち米から作られるか、もち米から作られるかといった原材料から異なっている