ベースブレッドは低GI食品なの?反応性低血糖で食後眠たくなる人にも最適!おススメの具材は?
私は食後にインスリンが出すぎて低血糖になってしまうという反応性低血糖と言われています。
これは75gOGTTと言われる、ぶどう糖負荷試験で診断を受けました。
この時「急激な血糖値の上昇を防ぐような食生活をしてください」と言われ、低GI食品と出会いました。
目次
反応性低血糖とは?
まず、血糖値とは、血液の中のグルコースという成分の量です。血糖値の正常は、食後ふつうは140㎎/dl以上にならないようにインスリンというホルモンで調整されています。食後2時間ほどしたら70~110㎎/dlという正常値に戻ります。
しかし、このインスリンの量が足りない場合、血糖値が高いままになります。血糖値が高いまま生活を続けていくと、動脈硬化といって血管が硬くなり、心筋梗塞や脳梗塞、足が腐ったり、腎臓の障害などを引き起こします。
ただ、私はこれの逆で、食後に上昇したグルコースに反応してインスリンが出すぎてしまい、血糖が下がりすぎてしまう体質なのです。やせ形の女性に多いそうです。ダイエットなどで過剰に体重が減っている人などもこのような体質になるんだそう。でも、インスリンは脂肪の合成も行うので、出すぎれば太りやすいといいますが、不思議な話です。
さて、これは私の検査結果です。
●反応性低血糖とは?
食事のあとに急に血糖値が上がって、ピークが来たら血糖値が急降下するタイプの低血糖です。急な血糖値の上昇にインスリンが反応してたくさん出てしまうのです。3~4時間後には血糖値が食前の5割以下になることもあります。血糖値の乱高下=血糖値スパイクといわれる状態が一時的に起こります。
脳みそは、糖分以外を栄養にできないため、低血糖になると、頭がボーっとしたり眠気がおきます。
食後に急激な眠気が起こる人は、血糖値の乱高下によるものが原因かもしれません。
低GI食品が反応性低血糖の体を救う!
●低GI食品とは?
GIとは、グリセミックインデックスの略で、糖分の吸収の程度を表す単位のことです。
食品ごとにGI値があり、GI値が低ければ糖の吸収が緩やかなので血糖値の急な上昇を防ぐことができます。
GI値は一般的に70以上を高GI、56~69が中GI、55以下が低GIと言われます。
高GIのものには食パンやフランスパンなど小麦で作られているものがあり、GI値95です。精白米も成分はでんぷん=炭水化物なので高GIでGI値88です。同じようにモチやうどんも高GIであり、驚くことにニンジンやジャガイモ、トウモロコシも高GIに含まれます。
いくら血糖のことを気にしろと言われても、パンは好きだし手軽だからやめられない!そんな人にこそベースブレッドがオススメなんです。
パンだから高GIなんじゃないの?と思いますが、実はベースブレッドは全粒粉から作られています。全粒粉はGI値50の低GI食品に含まれます。
そして糖質30%カットなので、さらに低糖質です。
反応性低血糖などで血糖値スパイクを起こして食後急な眠気に襲われ生活に支障のある人には、とってもおススメのパンなんです。
低GIを活かすベースブレッドの食べ方のオススメはこれ!
血糖値の乱高下を抑えるために、ベースブレッドを食べようと考えている方に、アドバイスです。
低GIのパンでも、一緒に食べるものがGI値が高い食品であれば、反応で血糖値が上昇します。
これを抑えるために、プレーン味にはさむおススメの具材を紹介しますね。
パンによく合うと言えば簡便なジャムですが、イチゴジャムは高GIです。GI値は82と白米並みです。ハチミツも高GIですので、血糖値を気にするなら使用を控えた方が良さそうですね。
ではどのような食材がよいのでしょうか?
●タマゴ
実は卵は低GIで値は30です。しかも、高たんぱくなので不足しがちなたんぱく質の補充にも最適。
スクランブルエッグにしてもいいし、薄く卵焼きにしてパンに挟むのもいいですね!
●ハムやソーセージ
ハムやソーセージもGI値46の低GI食品です。パンにも相性が良い食品ですね。私はソーセージが大好きなので低GIで嬉しいです。
●野菜を挟むならサラダ菜やアボカドもオススメ
どちらも低GIのうえ、アボカドは意外にも低GI食品です。ビタミンも豊富で栄養価も高く、美容にもよいとされています。
●バター
バターは塩分や脂肪分を気にしないのであれば低GI食品ですので、大量には使わず薄く塗るようにしましょう。
●飲み物は牛乳がオススメ
牛乳はGI値25と低GI食品です。
全粒粉パンは普通のパンよりもパサパサしているので、水分が欲しくなりますが、市販の清涼飲料水は糖分が高いので、一緒に飲むのであれば牛乳がおススメです。
●デザートにはりんごやキウイ、オレンジ、いちごがオススメ
食後のデザートには果物がオススメ。これらは低GI食品です。果糖が気になる人もいると思いますが、いずれもGI値29~36ですから血糖の上昇は緩やかなはずです。ただ、果物でもパイナップルは中GI、桃缶も中GIですのでおススメ度は低いです。
今回はベースブレッドと低GI食品についての説明でした!いかがでしたか?
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(※)この記事におけるベースフードやベースブレッドに関する栄養素についての内容は、栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・n-6系脂肪酸・炭水化物・ナトリウム・熱量を除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む。ということです。