子どもとスケート教室!年少さんでもスケートができる?!大阪でスケート教室

下の子の育児休暇のときに、とりあえずできることをしよう!と、上の子の習い事をたくさん通いました。

その一つに、スケート教室がありました。

果たして3歳児にスケートはできたのでしょうか。

初めてのスケート教室

申し込みは9月~10月にスタートしていました。

1シーズンを1ヶ月ずつ四期にわけてそれぞれ申し込みをする教室でした。

1ヶ月ずつの申し込みなので、とりあえず習わせてみて、ダメならやめよう、と考えることができました。

シーズンの初めは通ってくる生徒の数も少なめで、初めての子も多かったです。

確認すると通っていた教室はスケート靴が16センチからあるので、自分で歩けてスケート靴を履ければ何歳でもスタートできます、とのこと。

我が子は背が高く足が大きかったので3歳でもスタートできました。

プロのフィギュアスケーターでは、浅田真央選手は5歳から、安藤美姫選手は8歳からスタートしているそうです。

スケート教室の練習について

初めてのスケート教室での練習ですが、いきなり氷上ではなく、地上での歩行訓練から始まります

まずはブレードの真上に立って歩くことができるように練習します。

少し地上で練習したら、次は氷の上に行きます。

こけることが前提なので、滑るよりも立つ練習をします。

そして、それを練習したあとは氷上を歩く練習をします。

定期的にテストがあり、テストに合格すると、次の練習に行きます。

合格するまではひたすら同じ練習をします。

「歩く」ができたあとは、少し長く両足で滑る、滑ったまま曲がる、後ろ向きに歩く、止まる練習など、レベルが上がります。

もっとレベルが上がれば、その場で回る、後ろ向きで滑るなども練習します。

幼児さんのクラスでは、このあたりまでで、テストに合格すればその先は大人と一緒のクラスで習うことになるシステムでした。

3歳でスケートはできるか、の結果

4ヶ月に渡って練習に通わせた結果、言えることは「子どもの年齢によってできることとできないことがある」ということと「自己肯定感がかなり高いか、かなりの負けず嫌いでないと3歳からの継続は難しい」ということです。

4ヶ月通って我が子は氷上で立てました。みなさんがイメージするような「滑る」まではいかなくとも、1人で壁を伝わずに歩いて滑っているような雰囲気まではできました。

でもそれ以上ができませんでした。

何が難しいかというと、まず「子どもの年齢によってできることとできないことがある」ということです。

スケートは重心の移動で滑ったり止まったり回ったりするのですが、3歳には重心の移動を体得するのが難しいということです。説明してもなかなか理解できないんですね。

親も重心について気づいてもらうために子どもに説明するのが難しいです。

ブランコを高くこぐのに重心を移動させるのがコツなのと同じです。3歳さん、足をぶらぶらするだけで上手にブランコをこげる子は少ないですよね…

ただ、これに関してはセンスもあるかと思います。もっと年齢が上がって小学生くらいになると、重心の移動などはなんとなく分かってくるんですよね。

我が家は教室をやめてからも毎年感覚を忘れないようにスケートリンクへ行くのですが、年齢があがるごとに「歩ける」だけだったのがきちんと「滑る」ようになってきました

しかも、始めのうちは「滑らされている感」が滲み出ていた我が子も最近では滑れることが自信になったのか「まだ滑りたい」と自分から言うようになりました。

何事も始めるのは早いほうがいい!というわけでも無さそうです。

それから「自己肯定感」について。

氷上では当たり前ですが、大人ですら初めてでは立つのも難しいですよね。

それを子どもにさせてみる、そして転けるというのは結構なショックのようで、始めて二回くらいのレッスンは「やめる!」とひたすら泣いて終わっていました…

まるで一升餅を背負わされた1歳児のようです。

ここで楽しくないと感じたらよほどの負けず嫌いでなければ次はありません。

しかも靴の重さは3歳にとったら重たすぎて足を引きずるほどです。

このスケート靴の重さを克服できなければ歩けても「滑る」のは難しいのではないかと思いました。

ですから、プロのフィギュアスケーターが5歳や8歳からスタートしているのもなんとなく頷けます。

三つ子の魂百まで。と言われますが、スポーツによってはそれ相応の適応年齢もあるのかもしれません

もう一度生まれ変わって親になるなら3歳にはスケートを習わせないと思います。まだ早い印象です。

年長さんになったら意欲もわくし、覚えるのも早いので、すすめてもいいと思います!

なかなか子どものできるできないを見極めるのが難しいかと思いますが、あたたかく見守ってあげましょう。